結納の負担は、女性よりも男性の方が圧倒的に大きい。額も二倍ぐらいになり、順序も同時ではなく男性が先である。男性が結納金を払った直後の時点では、男性が婚約破棄をすれば全額を失うが、女性が婚約破棄をしても(まだ結納金を払っていないので)結納金の損失はない。このように男性の側ばかりに負担が大きいのは、男性に大きな責任が求められているからである。
最近では仲人を立てずに、両家のみで行う略式結納がほとんどである。