結婚指輪(マリッジリング)のよくある質問
Q:なぜマリッジリングは左手薬指なの??
一般的に左手薬指説は、古代神話に起源があると言われています。
ローマ典礼儀式書により「結婚指輪は左手にはめるべし」と定められ、
誠実と貞節の証としてもっとも左手の薬指がふさわしいとされました。
心と左手の薬指はつながっていると言われています。
古代ギリシャ時代に当時、心臓にはその人の心(感情)の中心があると信じられていました。
もちろん心臓の中心に愛もあります。
またギリシャ神話では「左手の薬指には心臓につながる太い血管がある」といわれており
心臓に何があるって言ったら、心。つまり感情とまっすぐにつながる薬指に指輪をはめて、
愛するハニーの心をつなぎとめようとしたことが、そもそもの始まりだとか。
またヨーロッパ慣習では、指輪を人差し指にはめれば「大胆」、
中指にはめると「分別」、薬指なら「愛情」、小指にはめると「傲慢」の印といわれています。
そしてまた途切れないリング(円)は永遠と輪廻の象徴です。
そのため、ふたりの愛が永遠に結びつくために左手の薬指に結婚指輪をはめるようになったといわれています。
今では時代と海をこえて、ここ日本でも当たり前の慣習として定着しているのです。
予断ですが、婚約指輪と結婚指輪の正しいつけ方もあります。
結婚指輪は内側に、婚約指輪は外側にはめて、常にふたつ一緒 に身に着けるのが一般的とされています。
それは指輪を交換する際に、一度婚約指輪をはずして結婚指輪をはめ、
その結婚指輪を婚約指輪で”永遠の愛 の証”としてロックするためです。